ザビエル・カトーの、「煩悩のままに生きてます」

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熱闘甲子園
ここのところ取り上げたいニュースが多くなっているのだが、今日は高校野球について、あれこれ書いてみたい。

今年の高校野球はやたら面白い。プロ野球は途中でチャンネルを変えてしまうのだが、高校野球はつけっぱなしである。技術的にはプロより落ちるのに、観てて面白いのだ。なぜ?

プロ野球もWBCは面白かった。ほんとはペナントレースが一番面白いはずなのに、なんだかダラけた印象があってよろしくない。視聴率は落ちるし、放送も減っちゃうし、というのもわからんではない。

高校野球も子供の頃から観ていた。一番印象深いのは、松山商(愛媛)vs三沢商(青森)の決勝引き分け再試合だ(1969)。オイラはなぜか松山商が好きで応援していた。世間は判官贔屓で北国の美少年エース太田幸司を応援してたな。

結局、松山商が優勝するわけだが、それ以降も以前も永らく雪国のチームは優勝できずにいた。冬にグラウンドで練習できないから、というのが一般に言われてた理由である。

昨年、一昨年と駒大苫小牧がそのジンクスを破り、一気に北海道に優勝旗を持っていってしまうのだが、それまでは、白河の関は越えられずにいた。つまり、栃木・群馬が最北の優勝校排出県だったのである。

47都道府県でまだ優勝してないのは16県ある。調べてみると、東北及び北陸、山陰の日本海側に集中しているのがわかる。やはり、雪の影響があるのかな。

昔、マンガで砂漠の野球部とかいうギャグマンガがあった。甲子園に手っ取り早く出場するなら、参加校の少ない鳥取に学校作って、選手集めて出場しよう、という話。

実際、鳥取は30校程度しかないので、下手すると1勝するとベスト8だったりする。もっとも、鳥取は甲子園でもそんな弱っちいわけでない。

個人的には81年の鳥取西の田子投手が印象深い。ホップする直球で16奪三振を記録した。カネヤンがベタボレでロッテに入団したが、肘を壊したか何かで泣かず飛ばず。たしか、巨人にトレードされたが、それでもダメだった。残念である。

一方、神奈川なぞは何百校と参加するわけで、甲子園までの道は遠い。これを不公平というかどうかは、人によって意見が分かれるが、オイラは1県1校の方が面白いし、代表の誇りみたいなのもあっていいかな、と思ってる。

大学の時にゼミのレポートでSAL氏と、この高校野球の地域格差を計量地理学的アプローチで取り上げたことがあった。朝日新聞まで出向き、昔の出場校を洗いざらい調べたりしたのを覚えてる。

ゼミでの評価は低かったが、個人的には結構おもしろいレポートだった。今ではインターネットがあるので、わざわざ昔の新聞ひっくり返さなくても、高校野球についてもふんだんにデータがある。いい時代になったものだ。

そんなネットのデータを眺めてみると、いろいろわかってくる。強いのはやっぱり大阪である。勝ち数も優勝回数もトップ。それに続いて愛知、兵庫、東京。

意外と都会の方が強いのだな。高校野球って、地方が強いイメージあったけど、やっぱり人材と指導者は中央に集まるのだろうか。そういう中での近年の駒大苫小牧は立派と言う他ない。

高校野球は地元応援も楽しいが、さらに言えば、母校応援が一番だろう。慶應は近年では昨年の春にベスト8まで行ったので、かなりの騒ぎになった。何しろ、45年ぶり出場とかだったのだから。

もっとも、慶應は大正5年の2回大会に全国優勝してるのだ。今みたいに4000校も参加してるわけでなく、たかだか100強の出場校数だが、それでも日本一だ。これは永遠に語り継がれる。

WBCの第一回大会に日本は優勝できた。あれこれ今は言われても、50年後、100年後もその名誉は永遠に変わらない。マイナーなうちにイチバンになっちゃって、ずっと威張るというのはセコイかな(^^ゞ

オイラは意外とそういうセコさは好きなんだけどね。

χανι
| - | 23:59 | comments(4) | - |







コメント
そんなこともありましたか。
何十年たっても、やってることは大して変わりがないようです。(笑)
| sal | 2006/08/18 1:34 PM |
なんかすごく覚えてるのですよ。
新聞社に入る前に浮浪者に握手を求められて、後で手を洗ったとか(笑)
まあ、いずれにしましても、興味、やることは変わらんのですねえ・・・(-_-)
χανι
| ザビエル | 2006/08/18 1:40 PM |
肯定的に捕らえています。
同じテーマについて何十年も、いや多分一生興味を持っているのでしょうから、必然井戸は広く深くなります。
お互い様ですね。(笑)
| sal | 2006/08/18 3:54 PM |
はい。お互いそうして広く深い井戸を作ってます。
ありがたいことで。
これは性格なんでしょうね。次から次へと新しい井戸を開拓できる人もいれば、ずっと古井戸を掘り続けるのが好きな人もいる。
人それぞれでよろしいじゃないですか(^^♪
χανι
| ザビエル | 2006/08/21 3:07 AM |


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